サイトトップ>>本>>ちくま評論入門 (高校生のための現代思想ベーシック)
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人気ランキング : 9769位 定価 : ¥ 1,000 販売元 :筑摩書房 発売日 : 2009-03 発送可能時期 : 在庫あり。 |
評論文を読み解くにあたって入門、ベーシックとなっていますが非常に骨のある内容です。
しっかり読めば相応の教養が身につきますし、評論文を読解するにあたっての理解力も高まると思います。また、理解につまる箇所がでてきても充実した解説が大いに助けとなります。
この本に収録されている「白」に関しては今年の東大入試にそっくり同じ箇所が出たみたいですね。(東大が出題するよりこの本に収録決定した方が先のよう。)
大変良書だと思います。
読み物としておもしろい古くなりますが、筑摩の「高校生のための文章読本・小説案内」ともう一冊の三冊シリーズが大変良かったので、この本も購入してみました。
受験技術が高まるかどうかはわかりませんが、選択されている文章はとてもおもしろいと思います。読むだけでも現実に対する批評眼は鍛えられると思います。
英文解釈のような丁寧な作り第一部で、評論とは何か?という根源的な問いから解説を始めて、評論に使われる代表的な手法を用いた文章に対し、単語の文法的な働きまで詳しく注解を入れた第一部は、類書に無い素晴らしい試みです。単語や文法などを詳しく検討する英文解釈のような詳しさです。ここは読みの手本として何度も繰り返し読む事になるでしょう。
問題演習的な第二部は、読解の視点や文章の解説、重要語の深い理解、文章構造の把握、評論の本質的な設問など、読みに関する重要な材料をふんだんに解説しています。特に200字要約は一橋大学の国語や慶應の小論文にはとても有益でしょう。それぞれの要素を正確に習得していく事で、結果的に要約が上手くかけたという道筋になります。
まえがきに本書を上手くまとめた言葉があります。「人間は与えられた現実の中に生まれ育つのだから、そのままでは自由なものではない。考える事、より深く考える事で、自由になるのである。もはや子供ではない、しかしいまだ大人でもない、という若い人々の置かれた立ち位置は、思考が目覚める場所である。」
姉妹書の「ちくま評論選」とセットで、考える力と読解のエッセンスが詰まった良書です。
編著者らに「進学指導重点校」勤務の教員がいるからか、まさに「実戦的」現代思想入門文集となっている。取り上げられている文章に興味深いものが多いというのも、『ちくま評論選』同様、最近の大学入試に出題された、知的刺激を与えてくれる著作のオイシイところばかりだからだ。高校生のみなさん、受験に備えて、これらの文章に目を通しておきましょう。きっと似たような主題の文章が出題されます。以前の筑摩の高校生のための読本には、現代社会を考察する上での「古典」的な(基本的な)文章が採録されていたが、今はこれ。「使える」ものでないと読んでもらえないということか。