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香山 リカ 人気ランキング : 43750位 定価 : ¥ 1,575 販売元 :ミシマ社 発売日 : 2009-03-02 発送可能時期 : 在庫あり。 |
自分のための文章 「ちょっとしたことを書いて,これまで誰にも言えなかった内面を表現することで,気持ちを整理して自分を磨きたい。もしできたら,そこから新しい発見や明日につながる発想を得たい。」
一般の人が文章を書きたいと思うのは,必ずしもベストセラーを書きたいわけではなく,自分のために書きたいと思っているはずだ。それなら,「深く考えながら書く」のではなく,写経をするときのように「内容にあまりこだわらず,一定のペースで書く」べきであり,そうすることで,心が落ち着くという効果がある,と筆者は言い,そのための具体的な方法をいくつか紹介してくれている。
特に,筆者が「現代における母と娘の関係」をテーマに執筆(原稿用紙4枚程度)を依頼されたと仮定して,どう書くだろうかというところを具体的に書いた部分(108頁以下)が参考になった。
人は、何のために書くのだろうか?
著者である香山さんは「自分のために書く」と言う。
文章を書いている30分なり45分なりは、
別の思考や意識の流れが頭の中に生まれ、
それに身をまかせていることができる。
この「ライティングハイ」と呼ばれる状態が共感できない人は、
そもそもこの本を手にとりません。
読んでいる最中。書き手が、読んでいる僕自身と同じ立場になって、カウンセリングをしている。
そんな気分になることが多かったです。
・何を書くかに困ったら、「自由連想方式」「100の質問」を使う。
・どう書くかだったら、「エディタ」で空いた時間にサクサク書く。
など、実用的な面も書かれていますが、それ以上に、
書くことの意味を問いかけるところに、この本の価値があるように思えました。
タイトルを最初に見たときは、
文章は写経のように書けば、スラスラ書けますよ、
という意味で受けとっていたが、じっさいは、
文章は写経のように自分を癒すために書くのがいい、
という意味だと気づいたときは、してやられた感がありました。
行数も少なく、サクサク読める本です。
文章術の本として面白い多作家でもある香山リカさんの「文章術」の本。
「他人のため」ではなく「自分のため」に書く文章の書き方を指導してくれている。
「写経のように」というのはいわゆる一つの比喩だが、言いえて妙。
カルテの書き方を応用した「POS方式」「SOAP方式」というスタイルも
取り入れれば効果がありそうである。
文書術の本の1つとして、この本はユニークであり、また面白かった。
習字のように一体人は何を書けばいいのか?ということではなく
書き方を伝授した本です。ちなみに写経とは1信仰として書く
2精神統一のため書く3ゆっくりと1字1字書くこと、です。
「写経入門」をおすすめします。
どちらかというと、習字のように書く、という本でした、、、
「写経のように」というのは時間でも枚数でもいいから一定のペースで書いていくことを意味しています。また、一言一句に呻吟するプロの作家のような書き方は想定していません。(でも、プロの作家でも一定のペースで書いている人は少なくないとは思いますが)
別の言い方をすれば、「型」を持った書き方を推奨しています。私のような凡人が文章を書くときには「型(真似でもいいか)」からはいり、そこから独自性を発揮していけば良いのです。このこと自体は今までもいわれてきたことかも知れませんが、精神科医師ならではのHOW TOを披露しているところも随所にみられ、新鮮でした。
ただ、表題は、インパクトを狙ったのかもしれませんが「写経・・・」とは厳密には違いますよね。ここだけが少しひっかかりました。