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詳解 Objective-C 2.0

詳解 Objective-C 2.0 荻原 剛志
人気ランキング : 3052位
定価 : ¥ 4,410
販売元 :ソフトバンククリエイティブ
発売日 : 2008-05-28
発送可能時期 : 在庫あり。
価格 : ¥ 4,410
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iPhoneアプリ開発で初めてObjective-C触る人に勧めたい

iPhoneのアプリ開発のためにObjective-C習得を目的として購入しました.Objective-Cの概念を1日で素早く吸収したい方にお勧めできる1冊です.

本書の内容は,Objective-CがC言語をランタイムで拡張してオブジェクト指向プログラミングを実現したものだと示した上で,メモリ管理,カテゴリ,プロトコルなど,それぞれについて概念とコードを例に示してプログラマが習得すべき知識を記述し,続いて基本的なライブラリとサンプルプログラムの提示が続きます.

特筆すべきは,プログラマがはまるポイントに紙面を的確に割り当てて解説されていること,NeXTSTEPからの歴史背景を含めて"だからこうなっているけど,これからはこうなるでしょう"という記述まであることでしょう.各所にあるObjective-Cの深い開発経験を背景にされているからできだろう記述は,"ツボにはまる"を避ける知識として非常に重要で価値がありました.

C言語とC#での開発経験があるがObjective-C 2.0にはじめて触れる私には,その技術全容をつかむのにとても役立つ良書でした.Appleから開発者向けに公開されている日本語ドキュメント "Objective-C 2.0プログラミング言語"はよく書けていて,それだけで基本を理解したつもりでしたが,本書を読むとその理解は浅いと思いました.

大抵の概念はC#にも引き継がれていますから,用語の置き換えだけで理解できるものがほとんどでした.Objective-C特有の項目として,メモリ管理の詳細,キー値コーディングの内容とそれがアスペクト指向プログラミングを自然に実現していることの理解,を得たことは価値がありました.

また開発で言語を使うには,基本ライブラリの全貌理解とサンプルコードを通した基本的な使い方習得が必須です.本書はそのあたりをバランスよくまとめていると思います.

最後に,1章にあるオブジェクトの概念と2章のObjective-Cの記述の流れは,オブジェクトの概念をシンプルにしかし誤解させずに示して,その考えが自然にObjective-Cに流れ込む,よくできた解説だと思いました.初めてオブジェクト指向に触れる学生には最良の解説と思います.

常に手元にあるべき本

Cocoaで華やかなGUIアプリを作りたいと思っている人は、この本を開くと面食らうかもしれません。
でも、言語の仕様を理解しない限り"Hello, World"から先へ進めない。まずは腰を据えてこの本を読むことをお勧めします。

読むたびに新しい発見がある。勘違いに気付く。
少々値段が高く感じるかもしれませんが、それを遥かに超える価値のある本です。

参考書としておすすめ

Objective-Cについて書かれている書籍では、一番詳しいと思います。
ただし、XcodeやInterfaceBuilderについては解説されておらず、あくまで、”プログラミング言語としてのObjective-C”の解説書です。
サンプルを試しながら読み進めていくこともできますが、Windowsユーザーをはじめとする、ターミナルを使ったプログラミングになれていない方にはストレスが…
他の本を読みつつ、参考書として必要に応じて読むことをお勧めします。

とにかく分かりにくい。

文章が極めて分かりにくい。その一言に尽きる。
一般的な解説書のように、まずオブジェクト指向についての分かりやすい説明があって、次にクラスの定義、メンバ変数の定義、メソッドの定義という風に順を追って簡潔に書くという当たり前のことができないのだろうか。また、文章が下手なのに長文を書くのはやめた方がよい。
私は本書に書かれている程度のオブジェクト指向の知識は持ち合わせているが、本書の説明では分かるものも分からなくなると断言できる。これほど分かりにくいオブジェクト指向の解説は初めてだ。
他の方の高い評価は、マイナー言語ゆえこれしか選択肢が無いとの前提での評価だと受け止めた。
Macがシェアを拡大してObjective-Cが広く使われるようになれば、もっと優れた本が出てくることだろう。Objective-Cに取り組むのであれば、その時を待つのも一考である。
なお、私はBjarne Stroustrupの「プログラミング言語C++」は極めて分かりやすいと感じる程度の読解力は持ち合わせていることを断っておく。

入門書より強化教材

入門書として結構薦められているが、それはちょっと違うと私は思います。

入門書ばかりと強調すれば、なんだか読んだら直ぐにでも簡単なプログラムを書けるようになるという印象を与えかねません。そのような性質な本ではないのです。

手取り足取り教える他の入門書を読みながら、不明瞭な部分に出合ったらこの本を参考にする、というのが本書の利用法であり強みであります。つまり、強化教材というものなんです。他の本が疎かにしている部分を拾って、分かり易く説明しているので、理解や思考に役立ちます。

より突っ込んだ話になると、紙面の事情ということもあったらしく、ある程度割愛されています。それでもゆうに500ページを超え、しかもポイントを逃さずちゃんと押さえているので、買い得です。

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