サイトトップ>>雑誌>>外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)
![]() |
千野 栄一 人気ランキング : 1369位 定価 : ¥ 735 販売元 :岩波書店 発売日 : 1986-01 発送可能時期 : 在庫あり。 |
外国語を始めて煮詰まっている人は一度、読んでみては・・・今、韓国語を習っててそこの先生に薦められて読みました。読むと自分がしている勉強方法が全部が間違いではないと知り安心しました。また、煮詰まったら読みたい1冊です。
何度もなくし、また何度も買いなおしました語学を学びはじめた学生諸君にぜひ読んでもらいたいです。
上達法を読む時間に、実際の外国語の文章を読んだほうがよい、と思いながら、
発売以来、つい何回も読んでしまいました。
印象深い話は、
イ)著者が留学中プラハでトグネル先生に、クロアチア語を教わった話。
毎回新しい単語を20語と、基本文法しかやらないので、大丈夫かと不安にな
ったけれど、3年続けた後、実際に旅行をした時、スロベニアをすぎてクロア
チアに汽車がはいると、突然クロアチア語が聞こえてきた、のだそうです。
ロ)学習のはじめには、小さな辞書を使うのがよい、とありました。
なんでも、ゲーテが「大きな本は災いなるかな」、と言っていたそうです。
ハ)外国語は何ヶ国語学んでもよいのだ、とも書いてありました。
名著だと思いました。実際に読んでみて、
長い間読まれ続け高評価を得ている理由がよくわかりました。
語彙、文法、学習書、教師、
辞書、発音、会話、文化など、
広範囲に及びながら著者が伝えようとすることが、
コンパクトにまとめられています。
外国語学習者はもちろん、
外国語教育者の方などにも読んでいただきたい内容です。
ありがちなといえばありがちな内容なのですが、
ありがちな学習法こそ「王道」であると再認識させてくれます。
語学学習は、少しでも効率的に習得したいと思うため、
「外国語勉強法の勉強」に時間を割いてしまいがちです。
(私自身がそうでした)
この本を読んで、
「外国語勉強法の勉強」を止めるべきだと思いました。
評価は星5つです。
過大評価され過ぎ?「名著」らしいので読んでみましたが、はっきり言って過大評価され過ぎていると思う。
どこが気に入らなかったかというと、
根拠の不明な発言が多い。また何の説明もなしに「これはこういうものだ。」式に結論を押しつけるので読んでて困惑する。意味が分からないので参考にならない。
単に自分のやってきた学習法を「こうすべき。」とそのまま薦めているのも疑問。
個人によって性格や能力が違うので万人に適しているとは限らないし、もっといい方法
もありうるだろう。
また、偉い人の言うことを鵜飲みにさせようとする態度にも感心できない。
(どうでもいいかもしれないが、大学の語学の偉い先生を「神様、神様」と大騒ぎしているのも痛い。他にも、こんなこと書いて恥ずかしくないのかな?と思わざるを得ない箇所がいくつかあった。)
このようにおよそ学術的とは言えない内容なので、「ある先輩の主観的アドバイス」程度のものと考えておけばいいだろう。
「外国語の習得には、それを知っていれば、それを知らずに苦労し、挙句の果てに学習が未完に終わる恐れのある学習のコースをずっと楽にするようなコツがある。このコツを知ってそれを実行することが大切で、このコツを知るか知らないかは、その個人の持つ才能の差よりはるかに大きいように思える。」(本文から抜粋)