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小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス) 新海 誠
人気ランキング : 708位
定価 : ¥ 1,365
販売元 :メディアファクトリー
発売日 : 2007-11-14
発送可能時期 : 在庫あり。
価格 : ¥ 1,365
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満足、、、でも


映画本編を見て、
大変感動したのでこちらも購入してみました。

劇中では語られなかった細かい部分まで書かれており、
「秒速5cm完全版」
といった感じの内容でした。

大満足です。


ただ少し、文章が見苦しかったです。

映像の全てを文章にしようとするあまりに、読むリズムを悪くし、モサモサしてしまっている印象を受けました。

小説単体でも面白いものに仕上がっているのですから、映画の細かい部分は端折ってもいいと思います。

いいっ!!

この物語は、映画と小説で相互補完されているらしいです。

山崎まさよしの「one more time one more chance」をBGMにどうぞ。

区切りの物語

 「秒速5センチメートル」のDVDを見て、小説を読みたいと思った。

 結末はもちろん変わらない。でも、少し気持ちが楽になった。高樹と明里のお互いに対する気持ちをはっきり知れたことと、岩船駅で2人が会ったときに、2人が既にそれぞれの道を歩むと決めたことを、知ることができたからだ。

 でも、だからこそ悲しみもまた募らされた。明里は、高樹に高樹がそばに居なくても生きていけると伝えることができた。けれども、高樹はそれを明里に伝えることができなかった。
 明里は、2人の間の関係をそこで区切った。高樹はそれをできなかった。だから高貴は、いつまでも1人の人をずっと思い続ける人生を歩んだ。

 もっと別の道は無かったのだろうか。明里も高樹も、共に一緒に東京で再開することはできなかったのだろうか。そう強く思わせてしまうのは、残念ながら著者の限界なのかもしれない。もっと2人の別れは「必然」で避けようがなかった。そう思わせて欲しかった。けれども人生とはそういうものなのかも知れない。必然なんて最初からなくて、既成事実の積み重ねが、いつのまにかそれを必然にしてしまう。そういうものなのかも知れない。

 最後のシーンのあの踏切で、高樹が自分の気持ちに区切りをつけることができたのに安心した。小説を読んでいる最中、何だか高樹のことをずっと心配している自分に気がついた。全く手のかかる主人公だ(笑)

 でも心配の種が1つ。意外と2人の住む地域は近いのではないだろうか。そうだとしたら、またニアミスする可能性があって、今度は会ってしまうのかも知れない。そうしたら2人はどうなってしまうのだろうか。でも大丈夫か。きっと次に会うときは、もう2人ともきっと良い友達として会うのだろうな。

 全くこんなことまで心配させて。本当に手のかかる主人公とヒロインだ(笑)

 月並みの表現だが、僕にとって1つの転機になるDVDと本だった。あと10年生きて20代を振りかえったとき、「あぁ、これが1つの転機だったんだな」、そう思いたい、そう思える生き方をしたいと思った。

 最後に、著者であり監督に、ありがとう。

新海誠の心象スケッチ

 多少拙い文章なのだが、新海監督の書きたいことが素直に出ていて良い小説だ。
 特に明里と貴樹の渡せなかった手紙の内容は秀逸で、映画でも何とか描写出来なかったかと思う。
 出来れば、明里と貴樹が音信不通になった経緯とかを書いてくれたら文句なしなのだが。

小説読んでやっと理解できたよ。

映画では見れなかった手紙の中身を読んで、明里の貴樹に対する気持ちがはっきりわかりましたね。
いや、映画でもわかっていましたが、それはあくまでもシチュエーション上のことです。
場面、場面のお互いの気持ちの解説書のような感じに受け取れました。

この小説を読んでしまうと、映画より小説を先に見たほうがよかったかなぁ・・とも思います。
でも、小説を読まなくても、いろいろ想いめぐらせて、それはそれで、すばらしい映画であることにかわりありません。

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