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数学ガール/フェルマーの最終定理

数学ガール/フェルマーの最終定理 結城 浩
人気ランキング : 3023位
定価 : ¥ 1,890
販売元 :ソフトバンククリエイティブ
発売日 : 2008-07-30
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価格 : ¥ 1,890
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数学は難しいけど、その面白さ、美しさが分かる小説

2007年に出た『数学ガール』の続編。最近、第三弾の『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』が出た。コミック化もされるぐらいの人気のシリーズだけど、たしかに内容はとっても難しい(少なくとも自分にとっては)にもかかわらず、主人公の高校生の少年の周りにいる少女たち(ミルカとテトラ)の魅力も相まって、とっても面白い小説になっている。

今回は、あの有名なフェルマーの最終定理。もちろん、その名前は聞いていたし、何百年かかってそれが証明されたことも知っていたが、自分にはあまりに難しすぎた。しかし、そこに至るまでの主人公たちの思考の過程が面白い。自分もああいう風に数学ができたら良かったのに...高校生の頃、さぼり過ぎたかな。

しかし、このシリーズは魅力的だ。第三弾といわず、もっと続いて欲しい。解くべき数学の難問があるかぎり。主人公たちの恋の行方も気になるなぁ。

著者のインタビュー

著者のインタビュー記事が数学セミナー2009年1月号p.59に出ていました。

数学を魅せる本第2弾

前作同様に小説形式。登場人物によってうまくレベル分けしてくれている。
今回は整数問題、特にフェルマーの最終定理を扱う。
数を「代数」・「幾何」・「解析」という数学の異なる分野から視点を変えて観察する。
それがつながりにつながっていく。この美しさを教えてくれる。
そしてその結晶こそがフェルマーの最終定理なのだ。
難しい予備知識は必要ない反面、内容はとても難しい。
しかし、大雑把なイメージをつかむだけでも十分面白い。数学に魅せられる。
最先端の数学に触れてみたい人、数学の魅力・美しさに触れてみたい人におすすめの一冊。

数式は良い

数式は良いが、物語としての話があまり面白く無い。
今後に期待。

背理法の切れ味が心地よい

前作「数学ガール」の続き。副題に「フェルマーの最終定理」とあるように、出てくる話題ことごとくがフェルマーの最終定理を想起させるものとなっている。この点、ミルカさんの口を借りて「最近は趣味に走りすぎじゃないか?」と自分で突っ込んでいる。
 本作では数学初心者として中学生のいとこユーリが登場する。理解の覚束ない読者の疑問をぶつける役目だ。ただし、中学生にしては数学を理解しすぎている。知識がないというだけで数学的手法を修得しているという印象さえも受ける。そうでもしないと、ストーリーが進まないという裏事情もあるだろう。また、ガウス並の能力を誇るミルカさんの前では、その才能はかすんで見えるため、むしろバランスはとれている。
 今回、最終的にフェルマーの最終定理の証明を説明する。多分、完全な説明にはなっていないと思う。・・・・「多分」とか「思う」とかいうのは、僕自身大雑把にしか把握できなかったため。
 数学の研究は「役に立つのか?」という疑問には応えない。好きだから、楽しいからやる、という動機が最初にあって、後の時代に実利が付いてくるという面がある。そういった数学の純粋な性格を後押ししているように感じた。
 数学をこねくり回すことで楽しみを覚えた経験のある方には間違いなくお勧めできる。

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